リオデジャネイロで開かれたスケートボード女子ストリートの大会に出場したカンディ・ジェーコブス=2019年11月(AP=共同)

 東京五輪で新型コロナウイルスの陽性反応が出たスケートボード女子オランダ代表、カンディ・ジェーコブス(31)が28日、隔離先のホテルで窓を開けて外の空気も吸うこともできず「とても残酷」な状況に置かれたと訴えた。日本側への抗議で1日15分間だけ窓を開けられるようになったという。

 ジェーコブスは21日に自ら棄権を明らかにし、選手村から隔離先のホテルへ移動。28日にインスタグラムへ投稿した動画の中で、他のオランダ選手らと27日に抗議を行ったと明らかにした。外気に触れた時は「悲しいが最高の瞬間でもあった」と振り返った。また五輪出場の夢が絶たれた上にこのような状況に置かれ「精神的に疲れ果てた」と話した。

 ロイター通信によると、同国オリンピック委員会は27日、自国選手の隔離状況に関し「非常に悲惨」で「受け入れられない」と表明。国際オリンピック委員会(IOC)に改善を要求していた。