オンラインの決算記者会見で話す日産自動車の内田誠CEO=28日午後

 日産自動車は28日、2022年3月期業績予想の連結純損益を600億円の黒字(前期実績は4486億円の赤字)に上方修正したと発表した。通期の黒字は3年ぶり。従来は600億円の赤字としていた。主力の北米市場で販売が回復し、円安も寄与する。売上高予想は9兆1千億円から9兆7500億円に引き上げた。前期比では24・0%増となる。

 本業のもうけを示す営業利益ベースで従来予想に比べ、販売の収益性向上による1050億円の改善を見込む。円安なども800億円の押し上げ要因となる。一方、原材料価格の高騰は350億円の減益要因とした。世界販売は440万台の見通しを維持した。