女子団体総合決勝でチームメートの演技を見守る米国のシモーン・バイルス(左)=27日、有明体操競技場

 東京五輪に出場している体操女子でスター選手のシモーン・バイルス(米国)が「心の健康」を理由に27日の団体総合決勝を「途中棄権」したことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は28日の記者会見で「メンタルヘルスはここ数年大きな問題で、新型コロナウイルス禍で喫緊の課題となっている。IOCはこれまで以上に取り組むことができる」と述べた。

 アダムス氏は、選手村に心理学の専門家を置いたり、多言語対応の相談窓口を設置したりしていることを紹介。「大きな重圧にさらされる選手は、コロナ禍で一層苦しんでいる。過小評価はしていない」と強調した。