体操女子の団体総合決勝が27日、有明体操競技場で行われ、鳴門市出身でバルセロナ五輪男子団体銅メダリストの畠田好章氏を父に持つ畠田瞳(セントラルスポーツ)、村上茉愛(日体ク)、平岩優奈(戸田スポーツク)、杉原愛子(武庫川女大)の日本は5位だった。

 徳島県ゆかりの選手・畠田瞳の記事をまとめました。

女子団体総合で5位となり笑顔で記念撮影する(右から)村上茉愛、平岩優奈、杉原愛子、畠田瞳=有明体操競技場
女子団体総合決勝を終え、記念撮影する(左から)畠田瞳、杉原愛子、平岩優奈、村上茉愛=有明体操競技場

■予選緊張、決勝「楽しく」(2021年7月29日掲載)

女子団体総合決勝 畠田瞳の平均台=有明体操競技場

 父も経験した五輪の場で力を出し切った。5位だった27日の体操女子団体総合決勝。初出場の20歳、畠田瞳(セントラルスポーツ)は得意の段違い平行棒でチーム最高の14・100点をマークするなど貢献し、予選の「生きた心地がしなかった」という緊張は「半減くらい。楽しく試合ができた」と笑みを広げた。

 

■畠田瞳「最大限出し切れた」(2021年7月28日掲載)

女子団体総合決勝 畠田瞳の床運動=有明体操競技場

 念願のメダルには一歩届かなかったが、堂々の5位と言っていい。銅メダルの英国とはわずか0・816点差だったのだから。「今、自分たちができる演技は最大限出し切れた」。初の五輪を終えた畠田(セントラルスポーツ)の言葉に充実感がこもった。

 

■メダリストの父・好章に見守られ 指導者の母「いい選手に」(2021年7月28日掲載)

1996年アトランタ五輪体操男子で、あん馬の演技に臨む畠田瞳の父の好章さん(共同)

 体操女子の畠田瞳(20)は、1992年バルセロナ五輪男子団体総合銅メダルの父好章さん(49)に続き、親子2代で五輪の舞台に立った。27日の団体総合でメダルには届かなかったが、持ち前の安定した演技でチームに貢献。元ユニバーシアード代表で娘を指導する母友紀子さん(47)は「いい選手に育った」と成長をかみしめる。

 

■健闘を祖父母称賛 鳴門の中高生、演技に刺激(2021年7月28日掲載)

女子団体総合決勝 平均台で着地を決め笑顔の畠田瞳=有明体操競技場

「よく頑張った」。東京五輪の体操女子団体総合で父親が鳴門市出身の畠田瞳(20)が出場した日本が5位入賞した27日、県内の親族や体操関係者からは健闘をたたえる声が相次いだ。祖父母の畠田眞幸さん(81)、洋子さん(78)夫妻=同市大麻町姫田=はバルセロナ五輪団体銅メダリストの畠田好章さん(49)と親子2代で挑んだ決勝で堂々の演技を見せた孫に賛辞を送り、将来の体操選手を目指す中高生は感動を胸に今後の成長を誓った。

 

■体操女子団体、決勝へ(2021年7月25日掲載)

東京五輪第3日の25日、有明体操競技場で体操女子の予選が行われ、鳴門市出身でバルセロナ五輪男子団体銅メダリストの畠田好章氏を父に持つ畠田瞳(セントラルスポーツ)が出場した日本は団体総合で8位となり、上位8チームによる27日の決勝に進んだ。畠田は個人総合では39位となり、上位24人(1カ国・地域につき2人まで)が出場する決勝には進めなかった。種目別では段違い平行棒の21位が最高で、予選落ちとなった。

 

■連載 「瞳輝く」体操女子・畠田 東京五輪へ

全日本選手権で段違い平行棒に集中する畠田瞳=4月、高崎アリーナ(代表撮影)

体操の東京五輪に出場する畠田瞳(セントラルスポーツ)は、1992年バルセロナ五輪銅メダリストで96年アトランタ五輪にも出場した鳴門市出身の父・好章(日体大体操競技部副部長)に続く親子2代でのオリンピアンとなる。安定感抜群の演技で今や日本代表チームに欠かせない存在となった20歳の成長の軌跡を追った。

(1)父と同じ20歳で出場

東京五輪代表選考の最終ステージ・NHK杯を翌日に控えた5月14日。畠田のスマートフォンに無料通信アプリLINE(ライン)で1件のメッセージが届いた。「やることを淡々とやればいい」という内容の父からのエールだった。畠田は「いつもはあまり連絡が来ないから驚いた。やっぱり特別な年だからかなと思った」と振り返る。

 

(2)家族でつかんだ代表

「体操をやめようかと初めて本気で考えた」。体操の東京五輪代表で父親が鳴門市出身の畠田瞳(セントラルスポーツ)は、約1年前に自身が置かれていた苦境を打ち明ける。9歳で始めてから一度も「やめたい」「嫌い」と思ったことがない体操への思いを一変させたのは、新型コロナウイルスだった。

 

(3)経験重ね中心選手に

体操の東京五輪代表で父親が鳴門市出身の畠田瞳(セントラルスポーツ)に五輪を目指す思いが初めて芽生えたのは、2016年リオデジャネイロ五輪がきっかけだった。代表選考会を兼ねて行われた同年のNHK杯は高校1年で7位。その時点までは「まだ代表に入れるレベルではない」と思っていたが、意外と自分の実力が上がっていることに気づいた。

 

(4)団体でのメダル目標

体操の東京五輪代表になった畠田瞳(セントラルスポーツ)が競技を始めたのは小学3年生の時。道徳の授業で、人気漫画「ドラえもん」の作者である故藤子・F・不二雄の人生について学んだことがきっかけだった。

 

■東京五輪まで1カ月 体操女子・畠田瞳、親子2代で憧れの舞台へ 徳島からの応援が力に(2021年6月23日掲載)

親子2代で五輪の表彰台へ―。1年延期された東京大会の開幕が1カ月後に迫った。体操女子団体代表に内定している畠田瞳(セントラルスポーツ)は、鳴門市出身でバルセロナ五輪銅メダリストの父・好章氏(日体大体操競技部副部長)に続くメダル獲得を目標に掲げる。父が20歳の時に初めて立ったひのき舞台に、自身も同じ年齢で臨む。偉大な父の背中を追う娘の挑戦が始まる。

 

■東京五輪代表決定 体操女子団体 県関係で初(2021年5月16日掲載)

女子個人総合で2位に入り、東京五輪出場を決めた畠田瞳の床運動=長野市ビッグハット(代表撮影)

新型コロナウイルスで試合に出られない期間があった中、とてもつらかったけど、今まで本当に頑張ってきて良かった。家族の存在は一番大きかった。

 

■体操・畠田姉妹が新年抱負 瞳「一つ一つの試合を大切に」 千愛「失敗生かし安定演技を」(2021年1月6日掲載)

練習で笑顔を見せる体操女子の畠田瞳=東京都内(アミューズ提供)

体操女子で東京五輪代表を目指す、父親が鳴門市出身の畠田瞳、千愛(ちあき)姉妹=ともにセントラルスポーツ=が5日、オンライン会見に臨み、昨年12月の全日本選手権で個人総合2位に入った姉の瞳は「一つ一つの試合を大切に、一生懸命こなしていきたい」と新年の抱負を述べた。演技では得意の段違い平行棒で難度を上げるため、移動技などの連続を構成に入れることを目標に掲げた。

 

■東京五輪に挑む 徳島期待のアスリート 体操女子・畠田瞳(2019年3月10日掲載)

「質の良い演技ができるようにしたい」と話す畠田=味の素トレセン

東京都北区にある味の素ナショナルトレーニングセンター(味の素トレセン)。日本初のトップレベル競技者用のトレーニング施設だ。その一角に設けられた体操専用の練習場を拠点とする、2018年度ナショナル選手の畠田は「恵まれた環境で競技に打ち込める」と笑顔で汗を拭う。

 

■期待のアスリート徳島から世界へ 畠田瞳、千愛(2018年2月12日掲載)

姉妹で東京五輪を目指す姉の畠田瞳(右)と妹の千愛=味の素ナショナルトレーニングセンター

1992年バルセロナ五輪の体操男子団体で銅メダルに輝いた畠田好章さん(45)=日体大監督、鳴門市出身=を父に持つ瞳、千愛の姉妹。2人は東京五輪に向け、2017年1月に発足した女子ナショナルチームに所属する期待の選手だ。

姉妹が好章さんから直接、技術指導を受けることはほとんどないが、瞳は「技のやり方が分からないときや、練習を見に来てくれたときは教えてくれる」と笑顔で話す。