元タカラジェンヌで歌手・ミュージカル女優として活躍しているRiRiKAさんが、鳴門市内でディナーショーを開いた。出演するテレビ東京系「THE カラオケ★バトル」で圧倒的な歌唱力が注目を集め、6月6日放送回にも登場するRiRiKAさん。徳島県内で初めてのライブの感想や近況を聞いた。

 〈りりか〉宝塚歌劇団娘役として「花咲りりか」の芸名で活躍後、退団。ミュージカル女優、歌手として活動。近年はテレビ東京系「THE カラオケ★バトル」(6月6日午後6時55分から放送)に出演し、注目を集めている。

 

ディナーショーで歌うRiRiKAさん=鳴門市内

 ―徳島でのライブは初めて。徳島の印象やライブの雰囲気は?

 「ミュージカル仲間と徳島の友人宅に遊びに来たり、大阪出身なので家族で渦潮を見に来たりしたこともありましたが、ライブは初めて。徳島の人が多い中、東北から九州まで、中国や韓国の方も集まってくれて、ライブ中にも呼び掛けに答えてくれる人が多くて楽しかったです。徳島は海も山もあって景色が美しいし、ワカメがおいしくて感動しました」

 

 ―ライブでは「時間旅行」をテーマに、「ラストダンスは私に」「つばさ」といったカバー曲やオリジナル曲「素晴らしいことに出逢うため」など10曲を披露。歌うときに大切にしていることは?

 「ミュージカルの世界で生きてきたからこそ、言葉を大切にしたいという思いが強い。歌詞を重視しています。ショーの場合は、お客さんとの距離が近い分、親しみやすい雰囲気で伝えられるように、おしゃべりしているように歌います。選曲や曲順も、わかりやすく伝わる構成を考えています。曲の背景や歌詞のメッセージがわかると曲の魅力も伝わるので」

 

 ―歌手を志したのは?

 「小学生のころから歌手になりたいという夢を抱いていました。宝塚歌劇団は親が好きでよく見ていたので、高校時代、進路を考えたとき、音楽の道に進みたいなら受けてみれば、と。挑戦するなら『受かりたい』と思って。受験を決めてから8カ月と短期決戦でした。宝塚では特に歌の成績が良くて、歌唱評価で最高の『秀』を史上初めて獲得しました。歌に重点を置いた活動がしたいと思うようになり、退団しました」

 

インタビューに応えるRiRiKAさん=徳島新聞社

 ―近年は「THE カラオケ★バトル」で活躍しています。6月6日放送分にも出演予定。

 「この番組がなければ、今のように多くの人に知ってもらえていないので感謝しています。最初は、歌を点数で競うことに、自分が目指す表現ができないのではと抵抗もありました。でも、真剣に取り組んでいる思いは、見ている方に伝わるし、応援してくれる気持ちに応えたいと思っています。この番組にふさわしいパフォーマンスにしようと意識を変えて、たくさん練習して優勝することができたときはうれしかった。ただ、勝ち続けると追い詰められる葛藤も感じるようになりました。今春の放送では負けてしまって、自分でも予想以上に落ち込みましたが、そのときも励ましてくれる声に支えられた。またたくさん練習を重ねて挑戦します」

 

 ―クルーズでのショーなど活動は多彩。今後の目標は。

 「夏にはボサノバにアレンジしたカバーアルバムをリリースする予定。『THE カラオケ★バトル』も応援に応えたいし、年1回はミュージカルに出たい。歌手としての活動を充実させたいです。みんなで歌うのが好きで、声を合わせると笑顔になれる。70歳くらいになったら歌声喫茶を開くのが最終目標です(笑)」