web中継で臨時記者会見を行う飯泉知事=30日午後2時半ごろ、徳島県庁

 徳島県は30日、新型コロナウイルスに感染した10~60代の男女16人について詳細を発表した。徳島市の50代男性会社員が重症で、集中治療室(ICU)に入っている。このほか県は、26~28日に感染が分かった11人に対するインド由来の変異株「デルタ株」のスクリーニング検査で、疑い株が4人から検出されたと明らかにした。

 県によると、スクリーニング検査で陽性と判明した4人は全員、県外と往来があったり県外の人と接触したりしていたという。県内で疑い株と判明したのは計7人となった。

 感染が分かった16人のうち3人は、クラスター(感染者集団)が発生した海部高校(海陽町)の男子生徒。同校に関連するクラスターの規模は25人となった。3人とも、最初に感染が分かった生徒と同じ部活動に所属している。

 小松島市が29日に感染を発表していた職員3人は全員男性で、30代2人、20代1人。3人のうち2人は接触があったが、残る1人はなかったため別の経路で感染したとみられる。藍住町に住む同町職員の20代女性も感染が分かった。

 他の感染者は▽徳島市の30代男性会社員▽板野町の50代女性パート従業員▽藍住町の50代女性パート従業員▽同町の50代徳島税務署職員の男性▽徳島市の60代男性会社役員▽同市の50代男性会社員▽同市の50代女性▽同市の20代女性。

 県民に注意を促すとくしまアラートの指標では、直近1週間(23~29日検査分)の新規感染者は49人となった。