男子200メートル背泳ぎで優勝したROCのエフゲニー・リロフ(中央)。左は2位のライアン・マーフィー(米国)=東京アクアティクスセンター

 競泳男子のライアン・マーフィー(米国)が30日、200メートル背泳ぎで銀メダルだったレース後、「クリーンでないかもしれないレースに挑むことは、精神的にひどく消耗することだった」と発言した。組織的ドーピング問題により、潔白を証明した選手のみが個人資格でROCとして参加しているロシアを念頭に置いたもの。金メダルはロシアのエフゲニー・リロフだった。

 リロフは、マーフィーのコメントについて「検査を受け、競技に人生をささげてきた。どう反応していいか分からない」と述べた。マーフィーはリロフをたたえた一方で「水泳界にはドーピングがあると信じている」と状況改善を訴えた。