東京五輪第9日の31日、国立競技場で陸上の男子走り幅跳び予選が行われ、五輪に初出場した徳島県の津波響樹(大塚製薬)は7メートル61で26位となり、上位12人による2日の決勝には進めなかった。

 徳島県ゆかりの選手・津波響樹の記事をまとめました。

男子走り幅跳び予選 津波響樹の1回目=国立競技場

■「オリンピックに参加できて幸せだった」(2021年8月1日掲載)

男子走り幅跳び予選 津波の3回目。決勝進出を逃した=国立競技場

決勝進出へ後がなくなった最終3回目。津波(大塚製薬)は五輪の雰囲気を味わい尽くすかのように、1分の持ち時間をたっぷりと使ってから助走を始めた。持ち味通りにぐんと加速し、渾身(こんしん)のジャンプを繰り出す。しかし、記録は伸びず7メートル55。初の五輪は3回の跳躍で幕を閉じた。

 

■最高の舞台で堂々 鳴門の高校生ら「刺激」「興奮」(2021年8月1日掲載)

男子走り幅跳び予選 津波響樹の3回目=国立競技場

31日に行われた東京五輪の陸上男子走り幅跳び予選で、大塚製薬陸上部の津波響樹(23)は決勝進出を逃した。陸上部の同僚は健闘をねぎらい、指導を受けた高校生は、世界の有力選手と堂々と渡り合う姿に感動していた。

 
男子走り幅跳びで予選敗退となった津波響樹(右)=国立競技場

■連載 大塚製薬・津波響樹 夢舞台へジャンプ TOKYO2020(2021年7月掲載)

日本学生対校陸上男子走り幅跳びで8メートル09を出して優勝した津波=2017年9月、福井県営陸上競技場

東京五輪の陸上男子走り幅跳びに出場する津波響樹(大塚製薬)は、持ち味のスピードとばねを生かしたジャンプで世界に挑む。狙うは決勝進出で、その先のメダル獲得にも期待がかかる。初の五輪に臨む23歳のジャンパーの歩みを振り返る。

(1)隠れた逸材への誘い(2021年7月18日掲載)

地元のマラソン大会で走る小学5年時の津波(右)=2009年1月(家族提供)

沖縄本島南部、那覇市の南隣に位置する沖縄県豊見城(とみぐすく)市。東シナ海に面した自然豊かな街で、津波は育った。外でよく遊ぶ活発な子で、祖父の国吉真豊(しんとよ)が監督を務めていた陸上クラブ「豊見城JRC」には小学1年時に入部。短距離走や跳躍だけでなく、冬場は長距離走にも取り組んだ。

 

 (2)初の8メートル超自信に(2021年7月19日掲載)

幼少時から瞬発力やダッシュの速さに定評があった津波響樹(大塚製薬)。その脚力を物語る逸話がある。

 

(3)世界へチャレンジ(2021年7月20日掲載)

東洋大で高いレベルに身を置いて走り幅跳びの練習を重ねてきた津波響樹(大塚製薬)の努力は4年生になって実を結ぶ。初の8メートルジャンプを記録した場所と同じ、自身にとって相性の良い福井で行われた2019年8月のナイトゲームズ・イン福井。ここで夢舞台への道が開けた。

 

 (4)助走の速さに磨き(2021年7月21日掲載)

秒速10・9メートル。男子走り幅跳びの津波響樹(大塚製薬)が、東京五輪代表に内定した6月27日の日本選手権で記録した助走の最高スピードだ。この数値はどれほどのレベルなのか。津波を指導する東洋大陸上部監督の梶原道明はこう解説する。

 

■津波(大塚製薬)東京五輪内定、男子走り幅跳び 陸上日本選手権で2位(2021年6月27日掲載)

日本選手権の男子走り幅跳びで2位に入り東京五輪代表に内定した大塚製薬の津波=ヤンマースタジアム長居

陸上の東京五輪代表選考会を兼ねた第105回日本選手権最終日は27日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子走り幅跳びで徳島県の津波響樹(大塚製薬)が7メートル91をマークして2位に入り、東京五輪代表に内定した。津波は初の五輪出場となる。

 

■跳べ世界へ 走り幅跳びの津波響樹(大塚製薬)日本一に(2021年1月1日掲載)

 

夢に向かってジャンプ-。陸上の男子走り幅跳びで昨年、徳島県関係選手が日本一に立った。国内最高峰の大会・日本選手権を制した津波響樹(22)=大塚製薬=。津波は出場が有力視される今夏の東京五輪でメダル獲得を狙っている。五輪イヤーの今年、さらなる飛躍を誓う。

 

■陸上で県勢が活躍 全国大会で優勝者多数【2020徳島スポーツ回顧】③(2020年12月27日掲載)

新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が大幅にずれ込んだ陸上界だったが、徳島県勢の活躍は例年以上に目立った。中学生から一般まで全てのカテゴリーで全国大会優勝者が相次ぎ、好記録も複数誕生した。

 

■津波響樹(22)(那覇西高―東洋大出) 跳躍で世界を相手に【大塚製薬陸上部2020ニューフェース】(2020年5月8日掲載)

陸上世界選手権の男子走り幅跳び予選に出場した津波=昨年9月、ドーハ(共同)

マラソンや駅伝など中長距離種目を中心に活動する大塚製薬陸上部に、男子では創部31年目で初の跳躍選手として加わった。「歴史あるチームの看板を背負い、世界で戦える選手になりたい」と決意をにじませる。