女子100メートル障害準決勝 13秒06の1組6着でゴールする寺田明日香(中央)=国立競技場

 女子100メートル障害準決勝 ゴール後に電光掲示板を見つめる寺田明日香(左)。1組6着で決勝進出を逃した=国立競技場

 初の五輪に臨んだ陸上女子100メートル障害の寺田明日香は、準決勝で力尽きた。向かい風0・8メートルの1組で中盤から地力の違いを見せられ、目標の決勝は遠かった。娘の声援を励みにする31歳。悔しさを募らせつつも「いろいろな方に支えてもらって走れた。ありがとうと言いたい」と周囲に感謝した。

 2013年に一度、陸上を離れたことでタイムへの意識が変わった。「ハードル1台で0秒01ずつ速くなれば、0秒1変わる」などと以前にはなかった発想で前向きに取り組み、日本記録を連発した。

 出産やラグビー7人制転向など5年のブランクを経て19年に陸上に復帰した。