エルサレムの診療所で、3回目の新型コロナワクチン接種を受ける男性=1日(共同)

 【エルサレム共同】イスラエルで1日、60歳以上の市民を対象にした新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が本格的に始まった。感染力の強い変異株「デルタ株」による感染拡大に歯止めがかからない状況への対応策。3回目の必要性については専門家の間でも見解が分かれており、イスラエルの新たな取り組みは各国の対策に影響を与えそうだ。

 保健省によると同日、国内各地で約3万8千人が3回目の接種を受けた。オンラインで記者会見した同省幹部によると、感染は2回目の接種を終えた市民にも広がっているという。幹部は「ワクチンの効果が下がっている」と述べ、3回目を始めた理由を語った。