記者会見する兵庫県の斎藤元彦知事=2日午後、神戸市

 7月の兵庫県知事選で自民党と日本維新の会の推薦を受け初当選した斎藤元彦知事が2日、就任記者会見を開き、選挙戦で公約に掲げた歳出削減など行財政改革の実行に向け、不要な県事業の洗い出しを急ぐ考えを示した。今後始まる2022年度当初予算案の編成作業を通じ事業の実態把握に努め、来春までに一定の方針を定める。

 兵庫県は1995年の阪神大震災の影響もあり、貯金に相当する「財政調整基金」の確保額が他府県と比べ少ない状況が続いている。斎藤氏は「現在約30億円しかない基金は増やすべきだ」と述べ、県事業の一部廃止のほか、収益が見込める新規事業の立ち上げにも意欲を見せた。