【ロンドン共同】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は1日、米製薬大手ファイザーと米モデルナが欧州連合(EU)と結んだ新型コロナウイルスのワクチンの供給契約で、価格を引き上げたと報じた。世界各国がワクチンの安定調達を競う中、製薬企業が価格決定の主導権を握る構造が背景にありそうだ。

 FTが確認した契約書や関係者の話によると、ファイザーは1回分の価格を従来の15・50ユーロ(約2千円)から19・50ユーロに引き上げた。モデルナは最初に供給した時の22・60ドル(約2500円)から25・50ドルに上げた。