陸上の女子100メートル予選に出場したベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ=7月30日、国立競技場

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は2日、東京五輪の陸上女子200メートル予選に出場予定だったベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤが同国オリンピック委員会(NOC)による強制帰国の指示で欠場に追い込まれた問題を巡り、出場させないというNOCの決定を不服として撤回を求めた同選手の訴えを棄却したと発表した。

 競技当日だった2日朝の緊急的な提訴に対し、CASは「同選手が暫定的な救済を得るための立証をできなかった」と判断した。ツィマノウスカヤは亡命を希望し、ポーランドから人道的査証(ビザ)を発給された。