3日、イラン首都テヘランで、新大統領に選ばれたライシ師(右)に認証を与える最高指導者ハメネイ師(最高指導者事務所提供・AP=共同)

 【テヘラン共同】イラン大統領選で圧勝した反米保守強硬派のライシ前司法府代表(60)が3日、大統領に就任した。核問題を巡る対話を推進した穏健派ロウハニ前政権の国際協調と決別し、米欧に厳しい姿勢で臨むとみられる。米制裁で低迷する経済の再興が急務だが、ライシ師は核問題で大幅な譲歩は拒む見通しで、制裁解除の交渉は難航必至。米欧との対立が先鋭化する恐れがある。

 最高指導者ハメネイ師が3日、首都テヘランで開かれた式典で認証を与えた。ライシ師は演説で、経済情勢の悪化を認めた上で「国民の求める変革を実行する」と強調。「米国の非道な制裁の解除を目指す」とも主張した。