車いすを使い、利用者への応対を学ぶ生徒=吉野川市鴨島町の吉野川高

 吉野川高校(吉野川市)食ビジネス科の3年生8人が同校のスクールカフェを誰もが楽しめるようにしようと、車いす使用者への接客を学んだ。

 専門学校健祥会学園(徳島市)の河野和代・介護福祉学科長から車いすの扱い方や介助をする際の注意点について説明を受けた。車いすに乗っている人に不安を感じさせないよう、声掛けの重要性も教わった。

 テーブルでの介助では、手や足を挟まないように気を付けたり、正しい食事の姿勢になっているかを確認したりと、きめ細やかな配慮を学んだ。車いす使用者役と介助者役も体験し、それぞれの視点から注意点を確かめ合った。

 カフェでは持続可能な開発目標(SDGs)の実現に取り組んでおり、接客は目標の一つ「すべての人に健康と福祉を」をテーマに7月21日に実施した。井内ひかるさん(17)は「前輪を浮かせるために腕の力が思った以上に必要だった。今後の接客に生かしたい」と話した。

 新型コロナウイルスの影響で、地域住民らを迎えてのカフェは昨年度から開かれていない。