三味線の弾き方を教わる受講生=徳島市の阿波おどり会館

 阿波踊りシーズンを前に、徳島市の阿波おどり会館で5日、阿波踊り教室(徳島新聞社など主催)が始まった。7月7日までに計10回開かれる。

 男踊り、女踊り、三味線、笛、鉦、大太鼓、締め太鼓の7講座があり、4~78歳の134人が受講した。県阿波踊り協会に所属する連の連員19人が、足運びや鳴り物の持ち方、音の出し方などを指導した。

 女踊りを習った阿南市の桑野小6年国貞羽奏さん(11)は「丁寧に教えてくれたので、とても分かりやすかった。手をずっと上げて踊るのが大変だけど頑張りたい」と汗を拭った。

 昨年までは徳島市観光協会(破産手続き中)が主催していた。