阿南市バスケットボール協会が22日、阿南市富岡町車ノ口の富岡西公園で3人制バスケットボール大会「浜の浦カップ」を初めて開く。3人制バスケが2020年東京五輪の正式種目に決まったことを受け、認知度アップのために同協会が企画した。今後年2回程度開き、市民への普及につなげる。
浜の浦カップの会場は同公園のハーフコート(縦約12メートル、横約15メートル)。3人一組の12チームが、4グループに分かれて予選リーグを行う。各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、優勝と準優勝、3位を決める。
3人制バスケは、守備チームが攻撃チームのパスをカットしたり、リバウンドを奪ったりすると攻守が入れ替わる。1試合10分で、先に21得点したチームが勝ちとなる。県バスケットボール協会によると、日本選手権県大会が15年11月に鳴門市で、16年10月に松茂町でそれぞれ開かれたが、県民にはまだなじみが薄い。
3人制バスケは、6月に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の臨時理事会で東京五輪の正式種目に決まった。5人制でアテネ五輪の日本代表だった、徳島市出身の矢野良子選手(38)=トヨタ自動車=が3人制に転向し、東京五輪への出場を目指している。
喜多啓吉会長(62)は「3人制バスケは五輪種目になったものの、県内での認知度は低い。阿南から機運を高め、県内各地で大会が開かれるようになればうれしい」と話している。
浜の浦カップには現在10チームの参加が決まっており、残り2チームを募っている。参加費は1チームにつき2000円。問い合わせは喜多会長<電090(6287)8810>。
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