【左】5割4分5厘の高打率をマークしている生光学園の山形 【右】防御率0・33と安定している板野の森井

 第99回全国高校野球選手権徳島大会第12日は26日午前10時から、鳴門オロナミンC球場で準決勝2試合が行われる。第2試合は第2シードの生光学園と板野が対戦する。見どころを探った。
 
◆生光学園VS板野

 3試合で27回を投げて自責点1の板野の右腕森井を好調な生光学園打線が打ち崩せるか。1点を争うロースコアの展開が予想される。
 
 エースの森井は威力のある速球と鋭く落ちるスライダーを武器に29三振を奪い、許した安打は5本、防御率0・33。2回戦と準々決勝では外野に飛んだ打球はいずれも2本と、ほぼ完璧な内容だった。3試合とも100球以上を投げており、スタミナ面の不安もない。
 
 生光学園のチーム打率は3割3分7厘。5割4分5厘の3番山形、4割を超える2番月岡、6番熊谷ら6人が3割を超える。森井攻略のポイントは追い込まれる前に狙い球を仕留められるか。盗塁は12で、勝ち残っている4校中トップ。機動力や小技を絡めて揺さぶりたいところだ。
 
 エースの左腕仲尾は22回1/3を投げて防御率1・61。切れのある球をコーナーに投げ分け、準々決勝では9回を1安打無失点に抑えた。2回戦の鳴門戦で4回2/3を自責点0と好投を見せた右腕安藝が控える。
 
 板野のチーム打率は2割と、打撃はやや見劣りする。3割以上は4割4分4厘の4番楠本隆、3番豊富雅、5番安藝の3人だけ。森井を援護するためには主軸以外の奮起が不可欠となる。
 
 両校とも好投手が相手だけに少ない好機をいかに得点に結びつけるか。先制点が鍵を握るだろう。