徳島市議会6月定例会が7日、開会した。市は阿波踊りを安定的に運営し、将来に向けて発展させるための「阿波おどり振興基金条例」の制定、基金の積立金8426万円を盛り込んだ2018年度一般会計補正予算案などを上程。遠藤彰良市長が所信表明した。
市長は、今夏の阿波踊りを巡り、市観光協会(破産手続き中)が所有していた桟敷を取得した経緯などを説明。6月1~4日に受け付けた旅行代理店扱いの阿波踊りチケット申し込みが、全国から約1万9000枚あったことを明らかにし「踊りに携わる皆さんと思いを一つにして準備を進め、盛大に開催したい」と語った。