毎年この時期になると、「台風は◯◯地方に接近し◯日に上陸する見込み」「◯日にかけて激しい雨に」といった気象ニュースをよく見かけますよね。「ふーん、そうなんだ」で終わっていませんか。
 台風発生前になると、防災に詳しい徳島大教授は▼ガソリン、電池の補充▼水とレトルト食品の買い足し▼学生への呼び掛け▼家族と備えについて確認を、気象防災アドバイザーの男性は▼予定の変更▼暴風で飛ばされそうな物がないか周囲の確認▼側溝が泥や落ち葉で詰まりかけていないかの点検などを、それぞれ行うと話していました。 
 ここ数日の雨で、長野、長崎、広島など各地で犠牲者が出ています。県内でも雨の日が続きます。災害に備えて、今からできることをやってみませんか。

■「土砂災害警戒」時の「避難指示」 徳島市、原則発令に

 

 徳島市は、土砂災害警戒情報などが市に発表された場合、原則として速やかに「避難指示」を発令する方針を決め、運用を始めた。
 市によると、これまで県などから土砂災害警戒情報が発表された際、市危機管理局が中心となって降雨の予測や過去の災害、隣接自治体の状況などを協議した上で、土砂災害警戒区域の市民に避難指示を発令するかどうか判断していた。
 7月に静岡県熱海市で発生した土石流災害を受けて手順を見直した。協議に要する時間を省くなどし、市民の迅速で確実な避難につなげる。

 

■【動画】「あの時逃げていれば」後悔の前に今できること -水害を知るマイ・タイムライン-

 

 近年、大規模な自然災害が各地で起きている。2018年の西日本豪雨では、広島や岡山、愛媛など14府県で300人以上が犠牲になった。徳島県では人的被害はなかったものの、三好市で家屋の浸水や土砂崩れ、道路の崩壊などが相次いで発生。3年たった今も11世帯18人が避難生活を余儀なくされている。

 

■土砂災害に警戒を 県内5地点、ハザードマップでリスク分析

 

 1950年代半ばから70年代にかけての高度経済成長期は、徳島県内の山地や山際で造成工事が進み、土砂災害発生の恐れがある場所に建設された住宅が増えた。土砂災害警戒区域は計1万2401カ所あり、台風や豪雨時には土砂崩れが頻発している。今年7月に静岡県熱海市で発生した土石流災害は対岸の火事ではなく、いつ徳島で同様の被害が起きてもおかしくない。国のハザードマップを基に県内5地点を抜粋し、それぞれのリスクについて専門家の分析を紹介する。

 

■【台風10号】徳島県内で男女5人けが 神社の木倒れ倉庫損壊、壁はがれ散乱も【動画付き】(2020年9月掲載)

 

 九州西岸を北上した大型で強い台風10号は2020年9月7日、対馬海峡から朝鮮半島に向かった。
 徳島県内では、徳島、阿南、小松島の各市で50~60代の男女計5人が風にあおられて転倒するなどし、けがを負った。

 

■徳島県西部中心に大雨 吉野川市で県内初の「避難指示」

 

 県内は7月15日、上空の寒気に湿った空気が流れ込んだ影響で、西部を中心に大雨が降った。県の雨量計では、神山町神領で午後2時半までの1時間に52ミリの非常に激しい雨を観測した。吉野川市では、避難勧告を廃止して避難指示に一本化された5月20日以降、県内で初めてレベル4の避難指示が出された。