第99回全国高校野球選手権に出場する鳴門渦潮高校野球部が3日、甲子園に向けて出発し、宿泊先の神戸市のホテルに到着した。
鳴門市の同校であった出発式には保護者や教職員ら約180人が集まり、中田寛志校長(58)が「普段通りの力を発揮して、甲子園で暴れてきてほしい」と激励。選手を代表して3年の松﨑健太主将(17)が「一つでも多く勝てるよう頑張る。見てくれる人に感動を与えられるようなプレーをしたい」と決意を述べた。
選手を乗せたバスが出発すると、保護者らは手を振って送り出した。保護者会の田口博之会長補佐(48)は「はつらつとしたプレーを見せてほしい」とエールを送った。
神戸市のホテルでは徳島県人会近畿連合会の会員や県大阪本部の職員から激励を受けた。