第62期王位戦 戦いの歩み(特設ページ)

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藤井王位初防衛から一夜明け記者会見「成長できた夏だった」

 

 将棋の「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)が決着して一夜明けた26日朝、初防衛に成功した藤井聡太王位(19)=棋聖=が、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで記者会見した。

 

藤井が王位初防衛で喜びの声 終局後にホテルで記者会見

 

快進撃を続ける藤井聡太王位(19)=棋聖=が、また一つ新たな記録を作った。24、25の両日、徳島市の渭水苑で行われた将棋の「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第5局で初防衛。徳島初対局での達成となった。25日夜、会場を徳島市の徳島グランヴィリオホテルに移して行われた記者会見では「徳島の大勢の将棋ファンから熱心な応援をしていただいたおかげ。伝統ある対局会場で、力を発揮することができました」と感謝の言葉を繰り返した。

 

 対局後インタビュー、感想戦など

 

8月25日・第5局2日目

王位戦第5局で豊島将之竜王に勝ち感想戦で対局を振り返る藤井聡太王位=25日、午後5時55分ごろ、徳島市沖浜東の渭水苑

藤井聡太王位、徳島で初防衛達成 挑戦者・豊島竜王に4勝1敗

 将棋の藤井聡太王位(19)=棋聖=に豊島将之竜王(31)=叡王=が挑戦している「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第5局は25日午前9時から徳島市沖浜東の渭水苑で指し継がれ、午後4時47分、先手番の藤井が77手までで勝ち、対戦成績4勝1敗で初防衛を達成した。藤井王位は初の徳島対局で最強の挑戦者である豊島竜王を退け、強さを証明した。

 今シリーズ開幕前、両対局者の直接対決は藤井王位の1勝6敗と圧倒的にリードされており、豊島竜王有利との声も聞かれた。しかし、今回は、開幕局こそ敗れたが、第2局からの4連勝で難敵を破った。

 第5局の戦型は今期3度目の相掛かり戦へ。2日目に入り、豊島竜王が3三桂から7五銀と仕掛けて本格的な戦いに突入。巧みに攻めた藤井王位が激戦を制した。

 藤井王位は7月の棋聖防衛(挑戦者・渡辺明名人)に続く連続防衛で二冠を堅持した。豊島竜王とのダブルタイトル戦となった叡王戦5番勝負(現在2勝2敗)で史上最年少の三冠を目指している。

 藤井王位は本年度、23勝5敗と圧倒的な強さを見せており、徳島対局はファン必見の一番となり、勝負飯などにも注目が集まった。

 

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正確性示す「藤井曲線」 進化に貪欲、精度増す

将棋の「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)7番勝負で、難敵である豊島将之竜王(31)の挑戦を退けた藤井聡太王位(19)。トップ棋士も気づかない妙手に注目が集まりがちだが、その真価は最善手を積み上げていく「ミスの少なさ」にあると、棋士たちは指摘する。

 

豊島将之竜王の封じ手「3三桂」、藤井聡太王位は勝てば防衛

立会人の深浦康市九段(手前右)から豊島将之竜王(手前中央)の封じ手を示される藤井聡太王位(手前左)=25日午前9時1分、徳島市沖浜東の渭水苑(代表撮影)

将棋の藤井聡太王位(19)=棋聖=に豊島将之竜王(31)=叡王=が挑戦している「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第5局は25日午前9時、徳島市の渭水苑で再開し、指し継がれた。

 
豊島竜王が2日目午後のおやつに選んだ「和菓子」と「抹茶」と「りんごジュース」
藤井王位が2日目午後のおやつに選んだ「アイスティー」と「オレンジジュース」
両対局者が2日目の昼食に選んだ「鉄火丼」
開封された封じ手=25日午前、徳島市沖浜東の渭水苑
藤井王位が2日目午前のおやつに選んだ「アイスコーヒー」
豊島竜王が2日目午前のおやつに選んだ「季節のフルーツ」
 

8月24日・第5局1日目

藤井VS豊島、長考の応酬 豊島が封じ1日目終える

立会人の深浦康市九段(左)に封じ手を渡す豊島将之竜王(右)。左から2人目は藤井聡太王位=24日午後6時7分、徳島市沖浜東の渭水苑(代表撮影)

将棋の藤井聡太王位(19)=棋聖=に豊島将之竜王(31)=叡王=が挑戦している「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第5局が24日午前9時から徳島市沖浜東の渭水苑で始まり、午後6時、後手番の豊島が46手目を封じて1日目の対局を終えた。

 
 
 

 

 
 
豊島竜王が1日目午後のおやつに選んだ「和菓子」と「抹茶」

藤井、勝負飯は県産材使った天ぷらうどん 王位戦徳島対局1日目

 徳島市の渭水苑で24日、始まった「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)の第5局。藤井聡太王位(19)=棋聖=の徳島初対局で、初防衛が懸かった注目の一戦とあって、報道陣や関係者が出入りする控室も熱気に包まれた。

藤井王位が初日の昼食に注文した「天婦羅うどん」
豊島竜王が初日の昼食に注文した「松花堂」

 立会人の深浦康市九段は、藤井王位について「気持ちが高ぶった様子は皆無。プレッシャーを感じさせない風格を醸し出していた」と語った。

 

王位戦第5局 緊張感の中、藤井王位が初手

徳島市の渭水苑で24日午前に始まった「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)の第5局。報道陣が待ち構える中、藤井聡太王位(19)=棋聖=は午前8時50分、自ら着たという水色の羽織り姿で対局室に現れた

 

王位戦徳島対局始まる 藤井が初防衛決めるか

第62期王位戦第5局で初手を指す藤井聡太王位(手前左)。同右は豊島将之竜王=24日午前9時1分、徳島市沖浜東の渭水苑

将棋の藤井聡太王位(19)=棋聖=に豊島将之竜王(31)=叡王=が挑戦している「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第5局が24日午前9時、徳島市の渭水苑で始まった。

 
第62期王位戦第5局で対局場に入る藤井聡太王位=24日午前8時49分、徳島市沖浜東の渭水苑
第62期王位戦第5局で対局場に入る豊島将之竜王=24日午前8時46分、徳島市沖浜東の渭水苑
両対局者が1日目午前のおやつに選んだ「季節のフルーツ」
 

8月23日・徳島入り

 

両雄徳島入り、藤井王位と豊島竜王が決戦前夜の抱負

 将棋の藤井聡太王位(19)=棋聖=に豊島将之竜王(31)=叡王=が挑戦している「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)の第5局が24、25の両日、徳島市の渭水苑で行われるのを前に23日、両雄が徳島入りした。藤井王位にとっては初めての徳島対局となる。決戦前夜に2人に意気込みを聞いた。

第62期王位戦7番勝負の第5局を前に、記者会見する藤井聡太王位(左)と豊島将之二冠(右)=23日午後、徳島市(代表撮影)

―明日から始まる第5局に向け抱負を。

 藤井 王位戦の対局で徳島に来ることができて、うれしく思っている。第5局は全力を尽くして、徳島の将棋ファンの方に楽しんでいただける熱戦にしたい。一手一手、しっかり考えて対局したい。

 豊島 1勝3敗で、かど番となるが、普段通り、自然体で指したい。熱戦を待ち望んでいるファンも多いと思う。期待に応えられるように頑張りたい。

―相手の印象を。

 藤井 番勝負になると先後の決まった対局が多くなるので、その中で、豊島竜王の作戦のうまさを、より感じたところはある。ここまでは、内容的には全体的に押されているところがある。第5局以降、そのあたりを修正しないといけないのかなと思っている。

 豊島 藤井王位は中盤から終盤にかけての精度が高い印象を持っている。

―徳島対局について。

 藤井 (小学生の頃の)家族旅行の時は祖谷温泉だったので、徳島市は初めてかなと思う。川が吉野川をはじめたくさんあって、水の豊かな町なのかなという印象を受けた。食事のメニューは、名物を頼む機会があれば楽しみにしたい。

 豊島 徳島は20歳の時に、大塚国際美術館で初めてのタイトル戦を戦った思い出の土地。王位戦では3度目の対局となる。風情のある素晴らしい環境で対局できるのがうれしい。

徳島入りの藤井と豊島が対局室検分

 24、25の両日に徳島市の渭水苑で行われる将棋の「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第5局で対戦する藤井聡太王位(19)=棋聖=と豊島将之竜王(31)=叡王=が23日、対局室を検分した。

王位戦の前日検分を行う藤井王位(左)と豊島竜王=23日午後5時5分ごろ、徳島市沖浜東の渭水苑(代表撮影)

 昨年、4連勝で王位を奪取したため、徳島対局は初めてとなる藤井。午後5時5分、スーツ姿の豊島、ブレザーを着た藤井の順で対局室に入り、立会人の深浦康市九段や武市三郎七段を交えて、駒の感触や照明の明るさ、冷房の利き具合などをチェックした。

 藤井の3勝1敗で迎えた第5局。藤井が徳島の地で初防衛を果たすか、22日の叡王戦5番勝負第4局でかど番をしのぎフルセットに持ち込んだ豊島が、王位戦でも踏ん張り、第6局に望みを託すか。注目の戦いは24日午前9時に始まる。

 持ち時間は各8時間で、25日夜までに決着する見通し。

藤井と豊島、徳島入り

 将棋の藤井聡太王位(19)=棋聖=に豊島将之竜王(31)=叡王=が挑戦している「お~いお茶杯第62期王位戦」(徳島新聞社など主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第5局が24、25の両日、徳島市沖浜東の渭水苑で指される。対局を控えた23日夕、両者は徳島入りし、対局室の検分などを行った。

徳島入りした藤井王位(左)=23日午後4時半ごろ、徳島市沖浜東の渭水苑

 午後4時半ごろ、黒のスーツに身を包んだ豊島竜王が会場に颯爽(さっそう)と現れた。その後間もなく、紺色のジャケットにグレーのスラックスを着用した藤井王位が凛々(りり)しい姿で会場入りした。

王位戦第5局を前に、健闘を誓い合う藤井王位(左)と豊島竜王=23日午後5時15分ごろ、徳島市沖浜東の渭水苑