臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=26日午後5時ごろ

 徳島県が26日発表した新型コロナウイルス感染者64人は10歳未満~90代となっている。41人が20代以下で、このうち13人は小中高校生だった。直近1週間(19~25日検査分)の新規感染者数は353人で、5日連続で過去最多となった。

 感染した児童と生徒のうち3人は感染可能期間内に登校しており、小、中、高校各1校が27日まで児童生徒の校内への立ち入りを禁止している。

 県立中央病院で女性看護師1人の感染が判明した。同じ病棟で働く職員29人と入院患者10人は抗原検査で陰性と確認されており、病院の診療体制に影響は出ていない。

 鳴門署生活安全課の男性警察官1人も感染した。県警によると、今月1日に2回目のワクチン接種を済ませており、無症状。直近の勤務で市民6人と接点があったが、いずれも濃厚接触者に該当しない。課内の同僚8人を自宅待機としてPCR検査を進める。

 徳島市紺屋町の飲食店「HIGH LOUNGE(ハイラウンジ)」で開かれた音楽ライブの関連クラスター(感染者集団)は、参加者2人と感染者の同居家族2人の感染が判明し、クラスターの規模は14人になった。このほか2件の飲食店関連クラスターで計3人の感染が分かった。

 新規感染者のうち51人は軽症で、無症状が13人。療養者数は過去最多の436人に上り、確保病床の使用率は52・6%となった。

 居住地の内訳は▽徳島市40人▽吉野川市5人▽小松島市、阿南市各4人▽松茂町3人▽北島町2人▽鳴門市、石井町、藍住町、板野町、東京都、兵庫県各1人。県内の感染者は累計2439人になった。