複数のスパイスを使った本格的な味が楽しめるカレー店「curryのcasa いきょい」が、阿南市領家町土倉にオープンした。店長は、人気バンド「King Gnu」でドラムを担当する勢喜遊さんの母・美由紀さん(51)。カレー好きだけでなく、バンドファンの間でも話題となっている。

 

 勢喜店長は約30年前に東京で音楽関連の仕事をしており、そのときに食べた老舗レストランのカレーの味に衝撃を受け、その奥深さにのめり込んだという。1992年に帰郷してからもカレー熱は冷めることなく、現在も年始には家族そろってカレーを食べる。

「スパイスチキンカリー」(税込み1500円) 同店提供

 昨年3月ごろから新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出を控えるようになり、これまで以上にカレー作りに没頭。近所の人を招いて試食会を行ったり、知り合いのフレンチシェフから指導を受けたりする中で、昔からの夢だった自分の店を持つことを決めた。開店準備を進める中で不安もあったが、「息子はもっと大きな舞台で頑張っている」と自身を奮い立たせたという。

 

 店では「スパイスチキンカリー」(税込み1500円)と、カレーの新メニューを隔週ごとに提供。チキンカレーは約14 種類のスパイスを使用しているため香り高く、しっかりとしたうま味が感じられるのが特徴だ。さまざまなスパイスやトウガラシで野菜を漬けた「アチャール」といった付け合わせも味わえる。

 

 阿南市外から来店する「King Gnu」ファンも多く、「スパイスの味がダイレクトに感じられる」など好評だという。勢喜店長は「地域の人に愛される店を目指し、丁寧にカレーを作り続けたい」と力を込めた。

 

店舗データ
・住所=阿南市領家町土倉14-1
・営業時間=午前11時30分~午後2時30分(ラストオーダーは午後2時)
午後6時~午後8時 ※夜営業は金、土、日曜のみ
・定休日=火曜
・席数=10席
・駐車場=4台(共同駐車場)

 

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