徳島県は27日、10歳未満~70代の男女60人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者数が60人台となるのは2日連続。70代の男性が集中治療を受けており、重症という。また、デルタ株のスクリーニング検査で、21~24日に陽性と確認された12人の全員から疑い株が検出されたことを明らかにした。

 県立三好病院(三好市)に勤務する20代女性看護師が陽性となった。友人が感染したため25日に検査を受けた。感染可能期間中に出勤しておらず、病院は通常通り診療を行っている。

 徳島板野署の20代男性警察官も陽性と判明した。家族が他の感染者の濃厚接触者となり、一緒に検査を受けて感染が分かった。24日に勤務していたが、県民との接触はない。県警は署員10人を自宅待機とし、PCR検査を進めている。

 クラスター(感染者集団)が発生した国土交通省徳島河川国道事務所(徳島市)に勤務する20代女性と50代男性も新たに感染し、規模は8人となった。

 学校関係では、小学生3人、中学生と高校生、大学生が各2人、専門学校生1人が感染した。このうち中学生と高校生計4人は感染可能期間中に部活動などで登校しており、各学校は休校や立ち入り禁止にしている。

 重症1人の他は軽症か無症状。直近1週間(20~26日検査分)の新規感染者数は385人で、6日連続で過去最多を更新した。病院や宿泊療養施設に入る療養者も過去最多の467人に達した。県内の感染者は累計2499人となった。

 60人の居住地の内訳は▽徳島市33人▽阿南市5人▽松茂町、北島町、藍住町各4人▽小松島市3人▽上板町、大阪府各2人▽吉野川市、石井町、美波町各1人。