臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=28日午後3時50分ごろ、県庁

 徳島県は28日、10歳未満~80代の男女50人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。会社と学習関係施設に関する二つのクラスター(感染者集団)を新たに認定し、計45例となった。感染者の累計は2549人となった。

 新たな会社関連のクラスターは、26日に感染が判明した20代と60代の男性4人に加え、同僚の40代男性の陽性が分かった。学習関係施設は小中高生が通っており、既に陽性と発表された10代、20代の利用者・職員6人の関係者。施設を利用する10代の女子中学生のほか、20代、40代の男性職員2人の感染が確認された。

 県は陽性者との接触者が特定できているとして会社と施設の所在地や名称を公表しない。

 牟岐署の40代女性職員も陽性と判明。24日まで帰省していた県外在住の家族が感染していたため、濃厚接触者として検査を受けて陽性が分かった。26日まで勤務していたが、県民との接触はない。県警は濃厚接触者の署員ら12人を自宅待機とし、PCR検査を進めている。業務の継続に支障はないとしている。

 学校関係では小学生3人、中学生2人、高校生1人、大学生1人が感染した。若年層の感染は多く、30代以下は27人を占めた。

 49人は軽症か無症状で、残る1人は調査中。病院や宿泊療養施設に入る療養者は過去最多の471人に達した。直近1週間(21~27日検査分)の新規感染者数は381人で、27日発表分を4人下回った。

 50人の居住地の内訳は▽徳島市32人▽小松島市4人▽阿南市3人▽鳴門市2人▽美馬市、牟岐町、海陽町、松茂町、北島町、板野町、東みよし町、埼玉県、愛媛県各1人。