臨時記者会見を行う県の担当者=30日午後4時40分ごろ、県庁

 徳島県は30日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満~60代の男女52人について詳細を発表した。このうち小中高生が20人で、1日当たりとしては過去最多となった。県民に注意を促すとくしまアラートの指標では、PCR陽性率が10・1%となり、4項目が「特定警戒」の水準に達した。

 小学生8人と中学生4人、高校生8人が家庭内や部活動などで感染した。感染可能期間中に生徒が登校していた高校3校が最長で9月2日までの臨時休校を決めた。

 学習施設関連のクラスター(感染者集団)では新たに利用者や家族ら8人が感染した。このうち2人が10歳未満、5人が10代だった。クラスターの規模は20人に拡大した。このほか三つのクラスターで新たに4人の感染が分かった。

 また徳島市は、30代男性職員1人が感染したと発表した。市民との接触はなく、所属は公表していない。本庁舎以外の職場で23~25日に勤務しており、同僚の接触の有無について調査を進めている。

 直近1週間(23~29日検査分)の新規感染者数は390人、入院と宿泊療養施設入所者、自宅健康観察者を合わせた療養者数は503人と、いずれも過去最多を更新した。県は「まん延防止等重点措置」適用について、飲食店に営業時間短縮を要請した27日から国と事務レベルでの協議を始めたと明らかにした。「要請時期については医療の逼迫(ひっぱく)などの状況に応じて判断したい」としている。

 52人の居住地の内訳は▽徳島市31人▽阿南市10人▽小松島市4人▽北島町2人▽吉野川市、石井町、藍住町、板野町、上板町各1人。軽症が47人で無症状が5人だった。県内の感染者は累計2660人になった。

 

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