臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=1日午後4時50分ごろ、県庁

 徳島県は1日、10歳未満~90代の男女48人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち1人は徳島平成病院(徳島市)の入院患者。同病院ではこれまでに職員2人と入院患者2人の感染が分かっており、県は49例目のクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。また、18歳以上のワクチン接種率が8月末までに62・3%に達したと報告した。

 徳島平成病院では8月24日に職員1人の感染が判明した。その後の検査で職員と入院患者全員が陰性だったものの、27~30日に3人の陽性者が出た。現在は外来診療と入院患者の受け入れを休止している。

 学校関連では小中高生10人と中学校教職員1人の感染が分かった。城東高校関連クラスターでは生徒2人と家族2人に感染が広がったほか、富岡西高校関連クラスターでも生徒1人と家族1人が陽性となった。

 徳島市職員2人も感染した。本庁舎以外の市有施設に勤務する40代と50代各1人で、市民との接触がなかったとして市は2人の所属を公表していない。ハローワーク吉野川(吉野川市)と徳島税務署(徳島市)でも職員各1人の感染が確認された。いずれも感染可能期間中に利用者との接触は確認されていない。

 48人の居住地の内訳は▽徳島市25人▽小松島市、阿南市、吉野川市各4人▽勝浦町、北島町、藍住町各2人▽美馬市、石井町、東みよし町、大阪府、兵庫県各1人。症状は軽症が39人、無症状が9人という。

 直近1週間(8月25~31日検査分)の新規感染者は372人。病床使用率は52・1%、宿泊療養施設稼働率は53・8%だった。県内の感染者は累計2747人となった。