実物そっくりに作られたミニSLを楽しむ子どもたち=阿波市土成町土成

 ミニSL(小型蒸気機関車)の運転会が3日、阿波市土成町土成であり、親子連れら約300人が体験乗車を楽しんだ。
 
 ミニSLはC62型をモデルにした12分の1サイズで、子どもら5~10人を台車に乗せて1周80メートルのコースを周回。石炭を燃料に使っており、実物さながらに蒸気を上げ、時折、「ポー、ポー」と汽笛の音を鳴らして走った。
 
 乗り込んだ子どもたちは興奮した様子で歓声を上げ、見守る家族に笑顔で手を振りながら、「汽車の旅」を満喫していた。昨年に続いて乗車した若松保育園の大窪咲那ちゃん(5)=徳島市名東町=は「乗り心地は最高で気持ち良かった」と笑顔だった。
 
 鉄道ファンの多田徹さん(77)=印刷会社経営、吉野川市鴨島町鴨島=が手作りし、所有地に線路を設けた。10年ほど前からは子どもらに楽しんでもらおうと、ゴールデンウイークや夏休みなどに体験乗車会を行っている。