122キロの大イノシシを仕留めた猿瀧さん=美波町阿部

 阿南市見能林町三谷の津乃峰山で2日、体長160センチ、体重122キロの雄の大イノシシが仕留められた。体に脂肪を蓄える冬季以外で、このサイズは珍しい。仕留めた富岡南猟友会の猿瀧勝さん(70)=同市福井町西の前、会社員=は「狩猟を始めて50年になるが、ここまで大きいイノシシは初めて。きっと津乃峰山の主だろう」と話している。
 
 猟友会の谷光夫会長(65)=同市中林町大切、民宿経営=に数日前、地元住民から「津乃峰山に大きなイノシシがおり、怖い」と不安を訴える声が寄せられたため、午前8時から猟友会員6人で入山。正午ごろ、連れてきた狩猟犬が大イノシシを見つけ、会員の待ち構える猟場に追い込んだところを、猿瀧さんがライフル弾1発で仕留めた。
 
 猟友会はイノシシやシカの個体数調整のため、猟期(11月15日~3月15日)以外でも県の許可を得て、猟を行っている。谷会長は「この辺りでは数年来、狩りに出た猟犬が何匹もけがをさせられてきた。これで安全な山になるのではないか」と話した。