荷物を手に高速バスに乗り込む帰省客や観光客=徳島駅前

荷物を手に高速バスに乗り込む帰省客や観光客=徳島駅前

 ゴールデンウイーク(GW)を徳島で過ごした帰省客や観光客のUターンラッシュが5日、始まった。各交通機関は旅行バッグや土産物を手にした家族連れらで混雑した。
 
 京阪神に向かう高速バスは、徳島バスやJR四国バスが増便して対応し、満席の便も目立った。吉野川市鴨島町の祖父母宅でGWを過ごした大阪市天王寺区の栗林紀守君(12)と依真さん(7)は「買い物や温泉に行けて楽しかった」と笑顔でバスに乗り込んだ。
 
 徳島阿波おどり空港から東京に向かう空の便は、全日空、日本航空とも午後の便を中心にほぼ満席となった。混雑は6日も続き、午前9時以降の東京行き全便が既に予約で埋まっている。
 
 県内の高速道路は、高松自動車道上り車線の大坂トンネル(板野町)付近で最大約10キロの渋滞となった。