臨時記者会見を行う飯泉徳島県知事=午後4時半ごろ、徳島県庁

 徳島県は4日、10歳未満~80代の男女25人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者が20人台となるのは8月19日以来15日ぶり。会社に関連するクラスター(感染者集団)を新たに認定し、県内で発生したクラスターは計50例となった。

 会社関連クラスターは、これまでに感染が確認されていた従業員2人とその家族2人に加え、新たに従業員3人の陽性が判明。従業員5人は同じ部署でデスクワークなどに従事し、マスク着用といった感染対策は取っていた。県は「接触者が特定されている」として社名や所在地を公表していない。県は今後、従業員ら107人のPCR検査を進める。

 学習関係施設関連クラスターでは新たに利用者と職員各1人、感染者の家族5人が陽性となり、規模は計42人となった。

 学校関連では、小学生4人と大学生1人の感染が分かった。このうち児童1人が1、2両日に登校しており、小学校は5日まで臨時休校としている。

 感染者25人の居住地の内訳は▽徳島市14人▽鳴門市、吉野川市、北島町各2人▽小松島市、阿南市、三好市、石井町、板野町各1人。症状は中等症2人、軽症19人、無症状4人だった。

 直近1週間の新規感染者数は301人。病床使用率は54・7%となっている。

 県は50代以下や妊婦らを対象に申し込みを受け付ける米モデルナ製ワクチンの大規模集団接種について、4日正午時点で定員(6400人)の28・9%に当たる1849人から申し込みがあったと報告した。