徳島県は5日、10~60代の男女30人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち29人が50代以下でワクチン接種が進んでいない世代への感染が顕著となっている。県内の感染者は累計2880人となった。

 学校関連では小学生と中学生各1人が感染した。2人とも感染可能期間内に登校していない。小学生はクラスター(感染者集団)が発生した城東高校に通い、陽性が判明している生徒と同居していた。クラスターの規模は計12人となった。

 40代の徳島市職員の陽性も分かった。本庁舎以外の市有施設に勤務し、市民との接触がなかったとして市は職員の所属を公表していない。

 感染者の居住地の内訳は▽徳島市18人▽鳴門市、小松島市各4人▽阿南市2人▽北島町、藍住町各1人。症状は全員が軽症か無症状という。

 直近1週間(8月29日~9月4日検査分)の新規感染者数は272人で、8月22日以来14日ぶりに300人を下回った。病床使用率は53・8%となっている。

 県によると、1日時点で2回目のワクチン接種を終えた県民の割合は65歳以上が87・7%、60~64歳は59・6%だった一方、50代は35・9%、40代22・6%、12~39歳は15・3%となっている。県は50代以下の県民なら誰でも利用できる米モデルナ製ワクチンの大規模集団接種(アスティとくしま、6千人対象)の申し込みを受け付けている。5日正午時点の申込者数は2083人。