藍住町矢上の町バラ園で、恒例の「春のバラまつり」が開かれており、見頃を迎えた花々が甘い香りを漂わせている。17日まで。
19・8アールの園内は世界各地で品種改良された約300種、約1100株が植えられ、赤やピンク、黄、白など色とりどりの花が咲き誇る。町内外から家族連れら多くの見物客が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいる。
同町徳命の藤中勝江さん(85)は「10年ぶりに来たが、手入れが行き届いて素晴らしい花が咲いていますね」と話していた。
園の管理担当者によると、今年は病気の発生もなく、例年よりきれいに開花しているという。まつり期間中は会場でバラの苗が販売され、9、16の両日には午前10時からバラの栽培に関する講習会がある。