徳島ネパール友好協会は9日、徳島市多家良町小路地のJA徳島市多家良支所で総会を開き、4月25日に発生したネパール大地震の復興に充てる救援金の街頭募金活動やネパール訪問など今後の支援策を決めた。
街頭募金は16、18両日に徳島駅前で行う。今夏にネパール徳島友好協会のビシュヌ・ゴパル・シュレスタ会長を招いて支援の在り方を検討し、秋以降に会員がネパールを訪問する。ほかに活動を広げるために年内をめどにNPO法人化する。
総会には会員約30人が出席し、犠牲者の冥福を祈って黙とうした後、谷口安孝会長が「復興は容易ではないが、できることから取り組んでいきたい」とあいさつした。
この後、ネパールから同市多家良町に農業研修に来ているカッカ・サントスさん(34)らが作った豆のスープやナンが振る舞われ、会員が写真を使って被害状況などを説明した。カッカさんは「残してきた子ども2人と母が心配。支援はありがたい」と話した。
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