「何度見てもすごい組み合わせやね」「食べると何かを悟りそうになった」。徳島県阿波市土成町にある「道の駅どなり」の喫茶スペースで提供している珍メニュー「パンケーキうどん」が、会員制交流サイト(SNS)を騒がせている。徳島新聞メディア編集部は早速、道の駅どなりへと車を走らせた。

 道の駅どなりは徳島自動車道・土成インターチェンジから車で5分ほどの山間部にあった。施設に入るとすぐにチラシを見つけた。パンケーキが載ったうどんの写真に度肝を抜かれたが、ポップなかわいい文字で書かれた「パンケーキうどん税込み600円 自撮りしてインスタ載せたら大炎上!」という文言も衝撃的だった。

パンケーキうどん(税込み600円)

 小腹がすいていたこともあり、すぐに注文した。喫茶スペースで待つこと10分ほど。運ばれてきたパンケーキうどんをいざ目の前にすると、あまりのインパクトに思わず息をのんだ。パンケーキに載ったバターが溶けてだし汁に落ちる前に、急いで写真を撮影する。

 まずはうどんとパンケーキを、それぞれ一口ずつ食べてみた。うどんは魚介だしのつゆと麺がマッチして味わい深く、パンケーキも表面がサクッとした食感でおいしい。

 「おいしい物を組み合わせたら、さらに満足度も上がるのでは?」。そんな考えが頭をよぎり、思い切ってパンケーキをだし汁に沈めてみた。甘さ控えめのパン生地がだし汁を吸うと、お麩のような味わい。見た目のインパクトはさらに強烈になったが、想像していたよりはいける!

 そう思ったのもつかの間。バター釜玉うどんのような味を期待し、バターをだし汁に落としたのがミスだった。バターと魚介だしの相性は何とも微妙な味わい。それでもどうにか完食した。

 パンケーキうどんは8月27日から発売しており、提供期間は未定。考案した店員は「他社のそば屋さんで、トーストうどんというメニューを見つけて衝撃を受けた。それに着想を得て7月にうどんにピザトーストを載せて提供したのが始まりで、反響があったのでうどんにパンケーキも載せてみました」と笑顔で話した。

 パンケーキうどんの楽しさは、その味だけでなく食べ方にもある。天かすのように最初からパンケーキをだし汁に全て浸して食べたり、途中でパンケーキを崩して2段階に分けて味わいを堪能したりと自分流の食べ方を見つけられるという。

 来店客が楽しんで写真撮影してほしいと思いを込め、過去にはチョコソースにうどんをつけて食べる「チョコうどん」や、うどんの上に生クリームとカツを載せた「ホワイトアウトうどん」など、変わり種うどんを提供してきた道の駅どなり。これからどんな珍メニューが登場していくのか見逃せない。

 店舗データ
・住所=徳島県阿波市土成町宮川内平間28ー2
・営業時間=午前10時~午後5時30分(喫茶スペースは午後2時30分まで)
・定休日=月曜
・駐車場=30台