戦国武将に扮して国史跡・勝瑞城館跡を練り歩く武者行列の参加者=藍住町勝瑞

戦国武将に扮して国史跡・勝瑞城館跡を練り歩く武者行列の参加者=藍住町勝瑞

 藍住町勝瑞の国指定史跡・勝瑞城館跡で10日、恒例の「勝瑞城館跡まつり」(実行委主催)があり、約120人が戦国武将に扮して武者行列を披露した。

 行列には、勝瑞を拠点として戦国時代、畿内を制した三好一族の研究や顕彰を行う県内の「三好長慶会」、大阪府の「三好芥川城の会」「ちくちく会」など、県内外の7団体の会員が参加した。
 
 甲冑や陣羽織を身に着け、威勢のよい掛け声と太鼓、ほら貝の音を響かせながら約500メートルを練り歩いた。町内外から多くの見物客が訪れ、武将たちの勇壮な姿を熱心にカメラに収めていた。

 まつりは、城館跡の国史跡指定を機に始まり、今年で15回目。武者行列は初めて実施した。会場では、「勝瑞獅子保存会」による獅子舞や、藍住東小児童による阿波踊りなどもあった。