徳島県鳴門市は14日、新型コロナウイルスワクチン接種について、職域接種などを含めて10月末までに事前に想定した総接種回数にほぼ達する見込みと発表した。11月以降は、大規模接種をいったん終了するなど接種体制を縮小する。

 市民約5万5千人のうち、12歳以上の接種対象者約5万2400人に接種券を発送済みで、現在は全ての世代を対象に予約を受け付けている。8月29日時点の市人口に対する2回接種率は44・1%。県平均42・2%や全国平均38・0%を上回っており、10月末までに接種対象人口の約75%に達する見込み。

 11月以降は、さまざまな事情で接種できていない人や、新たに12歳を迎える子どもへの接種など限定的な運用への移行を想定している。国がワクチンの接種歴を証明する「ワクチンパスポート」(ワクチン接種証明書)の積極活用を検討していることから、全世代の希望者が接種できる体制は継続させる。