6月1日のアユ漁解禁を前に、阿南市の那賀川中央漁協が、市内の那賀川下流と加茂谷川中流の2カ所でアユ計10万匹(約1トン)を放流した。
放流したアユは体長12センチほどで、山形県産の稚魚を市内の養殖場で育てた。組合員17人が水槽車に入ったアユを、川にホースを伸ばして放していった。漁協によると、山形県産の稚魚は環境変化に強いため、放流後の生存率が高いという。
同漁協は2002年からアユの放流を行っている。宮崎久徳組合長(65)は「川には餌となるコケが多く、漁の解禁までにどんどん大きくなる。釣りファンは楽しみにしてほしい」と話している。
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