干しエビが入ったユニークなパウンドケーキ

 小松島市の小松島漁協は、地元産の干しエビを使ったパウンドケーキを開発し、販売を始めた。海産物の新たな活用策を探ろうと、洋菓子との珍しい組み合わせを考案した。

 干しエビのパウンドケーキは、漁協女性部のアイデア。煎餅などの菓子に使われるイメージが強い海産物を「洋菓子に使ってみてはどうか」と開発に乗り出し、市の6次産業化支援事業を活用して商品化した。

 干しエビをミキサーで砕き、パウンドケーキに入れた。エビの香りと塩味、ケーキの甘さが同時に楽しめる。特に工夫したのが干しエビの砕き加減。軟らかいパウンドケーキに合わせるため試行錯誤を重ね、エビの色を損なわず硬過ぎない程度の砕き方を追求した。

 干しエビは、底引き網漁で捕れたサルボエビを煮干ししたもの。加工や選別に手間を掛け、栄養も凝縮されている。同漁協の漁獲量は県内有数。1キロが1万円ほどの高級品で、市のブランド推奨品にもなっている。

 パウンドケーキは、干しエビをイメージした薄いピンクの箱に詰め、贈答品として利用できるようにした。

 予約販売で価格は1本(300グラム)1200円(税別)。問い合わせは小松島漁協<フリーダイヤル(0120)464942>。