創刊5万号を記録した信濃毎日新聞の紙面(右)と創刊号「長野新報」のレプリカ=19日午後、長野市

 長野県の地方紙「信濃毎日新聞」は19日、通算発行5万号を記録した。1873年7月に「長野新報」として創刊。地方紙としては山梨日日新聞に次ぎ、2番目に古い歴史を持つ。「信濃日報」などの題号を経て、1881年から信濃毎日新聞として発行している。

 明治から昭和初期にかけて山路愛山、風見章らが主筆として活躍。1933年の社説「関東防空大演習を嗤ふ」を主筆として執筆した桐生悠々は、軍部の怒りを買い、職を追われたが、言論統制が強まる時代に軍部批判の姿勢を貫いたジャーナリストとして知られる。

 現在の発行部数は約42万部。日本新聞協会の新聞協会賞は地方紙で最多の17件。