徳島県は19日午後6時、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を県民に促す「とくしまアラート」を5段階で最高レベルの「特定警戒」から1段階引き下げ、上から2番目の「感染拡大注意急増」とした。県内全域の飲食店への営業時間短縮要請は、条件付きで営業時間を1時間延長できるよう緩和した。

 19日時点で直近1週間の新規感染者数が88人、療養者数は169人となるなどアラートの5指標7項目が政府分科会が示すステージ4(爆発的感染拡大)相当を下回り、引き下げを決めた。

 飲食店の営業時間は感染対策に取り組む「ガイドライン実践店」に限り、午後9時(酒類提供は同8時)まで延長できるようにした。延長するかどうかは各店舗の判断に委ね、時短要請に応じた場合の協力金は従来通り支給する。

 公立学校の部活動はこれまで平日1時間以内、休日2時間以内に制限していたが、平日2時間以内、休日3時間以内と、それぞれ1時間延長した。修学旅行や遠足は県内に限って可能とした。

 ワクチン接種が進んでいない世代への接種目標も示した。2回目接種率について、10月末までに40~50代(9月18日時点で45・8%)は70%、20~30代(28・6%)は60%を目指す。国内で感染が確認され始めたペルー由来とされる変異株「ラムダ株」を早期発見し、感染拡大を防ぐためスクリーニング検査を23日から始めることも報告した。