人通りの少ない東京・浅草寺の仲見世通り=20年4月

 コロナ流行を受け、訪日外国人の減少によって失われた2020年の経済効果が約10兆9557億円に上るとの試算を関西大の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)が20日までに発表。コロナ流行前は右肩上がりで伸びていた訪日客の激減で、特に観光産業への依存度が大きい地域が打撃を受けたと分析した。

 外国人の入国制限などで、20年の訪日外国人数は前年比87・1%減の約412万人。宮本氏はコロナ流行がなければ、過去最高の3602万人が日本を訪れていたと仮定した。

 観光地での土産物購入や宿泊の減少など直接的損失が約8兆3182億円と算出した。