22日放送の『今夜くらべてみました』2時間SPで『エアリアルティシュー』に挑戦したSHELLY (C)ORICON NewS inc.

 「お母さんが仕事で頑張る姿を見てほしい」――。現在2児の母親で、タレントのSHELLY(37)が、22日放送の日本テレビ系バラエティー『今夜くらべてみました』2時間SP(後9:00)で、シルク・ド・ソレイユなどでも披露される世界的に人気のパフォーマンス『エアリアルティシュー』に挑戦した姿が放送される。収録を終えたSHELLYが、ORICON NEWSの取材に応じ、3ヶ月におよんだ過酷な練習や愛娘2人への思い、母親として意識していることを明かした。

【番組カット】練習の成果を発揮!華麗な衣装で『エアリアルティシュー』に挑戦したSHELLY

■イメチェン果たした井上咲楽の存在がきっかけ

 今回の挑戦には、昨年12月に放送された同番組で、トレードマークだった“太眉”をカットして大きな話題となったタレント・井上咲楽の存在が大きく影響しているという。井上は2年間片想いしている男性に「ちょっと変わって大人の女の子だなって思われたい」とし、太眉を卒業して大胆なイメチェンを果たした。

 SHELLYは「咲楽ちゃんに共感もできるし、誰かが頑張っている姿を見ると自分のスイッチが入ったりする。咲楽ちゃんのおかげで私もスイッチが入った。だから、私が頑張ったことで、誰かが前向きになれたら」と挑戦を決意した理由を明かした。

 それと同時に長女(5)と次女(3)に対し「お母さんが仕事で頑張る姿を見てほしい」という思いも芽生えた。きっかけは番組スタッフのある一言。「誰にこの挑戦を見てほしいか」と問われ、SHELLYが「子どもたちに見てほしいが、顔出しはしていないので、なかなかそうはいかない」と答えるも、“まさかのOK”が出た。

 もともと、仕事とプライベートはしっかり線を引き、子どもたちには母親として接してきた。しかし、娘が成長するにつれ自分の仕事を説明する必要があると感じていたという。「(長女も)いよいよ5歳になって理解できるようになってきた。うそをつくのも嫌なので、『本当のことを言わなきゃな』と思ってるタイミングでスタジオに呼べるお仕事ができたのはすごい幸せだなと思います」としみじみ語った。

■練習期間延長を直談判、レギュラー以外の仕事も断り猛練習

 『エアリアルティシュー』は天井から吊るした布(ティシュー)を用いて空中でいろいろな動き、ポーズを披露するパフォーマンスのこと。今回の企画では『エアリアルティシュー』のほか、いくつかの候補があったというが、親子そろって大好きという映画『グレイテスト・ショーマン』(2017年)が決め手になった。エアリアルフープが登場するシーンは巻き戻して何度も見るほど気に入っており、「それを母親がやってたらびっくりするかな(笑)」と思い、迷わず決めた。

 当初は2ヶ月の練習期間でパフォーマンスする予定だったが、初練習の後、「マネージャーと『これはやばいぞ』ってなった」と苦笑する。超ポジティブ思考のSHELLYだが、危機感を募らせ練習を週4回に増やした。しかし、次はけがのリスクのためトレーニングをする必要が生じた。それに加え「やるならちゃんとしたものをやりたい」という意識が次第に強くなり、番組ディレクターに「中途半端なものを2ヶ月後に発表するより、見た人の心を動かせるようなものを3ヶ月後にやらせてほしい」と直談判し、1ヶ月の延長が決まった。

 練習を重ねる中で『エアリアルティシュー』が上達するには体力、体幹、筋力、柔軟性が必要だと痛感した。その後は「先生と相談して、週3、4回のペースでパーソナルジムに行き、それとは別に週2回『エアリアルティシュー』を練習した。もうアスリートでした(笑)」と過酷な日々を回顧。さらに食事メニューを変更し、体重を落とすことにも努めた。

 ほぼ毎日のように練習とトレーニングに取り組んだが、家事・育児には全く影響しなかったという。「仕事は仕事、家庭は家庭でビシッと線引きしていた。なので仕事が多いから家での時間を減らすという考えがない。『エアリアルティシュー』も仕事。なので、この時期はレギュラー以外の仕事をお断りすることもありました」と意識の高さをうかがわせた。

 2ヶ月目からめきめきと上達し、スタッフが歓声を上げるほどだったという。しかし、ここで成長に急ブレーキがかかった。「成長の天井についちゃった。一通りのパフォーマンスができるようになったが、それをきれいに見せるのは別。きれいに、なめらかに、艶やかに表現するには、表情、指の動き、視線の置き方が関わってくる。最後の2ヶ月は焦りましたね。番組はある程度の予算かかっていたので、『この程度かよ!』って思わせたらまずいというプレッシャーもありました(笑)」と本音を吐露した。

■いよいよ迎えた本番、長女のある一言に頬緩ませる

 いざ迎えた本番。もちろん不安はあったが、「家族がいてくれたし、すごい温かい空気の中でやることができた」と、その存在の大きさに感謝する。パフォーマンスの成果を問うと「練習を含めて一番良くできた」とにっこり。「子どもたちが夢中になって見てくれたのがうれしかった。終わった後も駆け寄ってきてくれた」と声を弾ませた。

 その頑張る姿勢は子どもたちにしっかり伝わったようで「上の子が私の姉に『お母さんの仕事はもうちょっと簡単だと思ってたけど、すごい大変なんだね』って言っていたと聞き、それがすごいうれしかった」と頬を緩ませた。

 この企画を通じて、SHELLY自身も確かな手応を感じた。「どうしてもタレントとしていろんな番組に出させてもらうと、ママとして一言、主婦として一言を求められ、『そこだけが私のアイデンティティじゃないのにな』とモヤモヤしていた。一人のタレントとして頑張っている姿をお伝えできるのがうれしいですし、自分の中ですごくやりがいがあった」と達成感をかみしめる。

 最後、視聴者に対し「本番は『おおっ!』という演出が途中に入っているので、最初の曲がゆっくりな部分で『こんなもんか』と思わずにチャンネルを回さないでほしい(笑)。1分半くらいまで見てもらえると、どんどん『エアリアルティシュー』っぽい動きになっていく」と見どころをPRした。

■自身の子育ては「厳しいけどメリハリがある」

 今回のインタビューでは、“母親”としてSHELLYの一面にも迫った。自身の子育てについて「厳しいけどメリハリがあると思う。楽しい時はすごい楽しい。わざと悪いことをした時はすごい叱る。わざとじゃない時は怒らないようにしている」と明かす。

 愛娘2人と生活をともにし、「子供が思わぬことを言ってきたときが一番楽しい」と明かす。まさに先ほど言った『お母さんの仕事はもっと簡単だと思ってたけど、すごい大変なんだね』とか。『そんなこと言うの?』って(笑)」と、その成長には驚きの連続だという。

 「例えば姉妹でけんかしてる時に、長女は悪くなくて次女がわがままを言ってる時がある。その時も『じゃあいいよ』って折れてあげたりしていて、『え、折れたりするの、あなた』って。姉が折れる姿を何度も見て、次は次女が折れることを覚える。『あ、人間になってるな』って日々感動しますね」と目を細める。「1、2歳になるとしゃべるようになり、ちょっとずつ人間っぽくなるのが面白い。5歳になった今でも可愛さをずっと更新してます」と幸せそうに語った。


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