木製の側壁が倒れたままになっているローラー滑り台乗り場。年内には修理が終わる見通し=徳島市大原町の日峯大神子広域公園こども広場

3月末から使用禁止になっている「騎兵隊のトリデ」。柱や手すりなどの老朽化が目立っている=徳島市大原町の日峯大神子広域公園こども広場

 徳島市大原町の日峯大神子広域公園にある砦(とりで)のような遊具が、老朽化を理由に使用禁止になったまま。直す予定はあるのか―。徳島新聞「あなたとともに~こちら特報班」に、阿南市の60代男性から情報が寄せられた。記者が現場を歩くと、「砦」以外の遊具やあずまやも老朽化で使用禁止になっていた。

 砦のような遊具は「こども広場」にある木製の「騎兵隊のトリデ」(15メートル四方、高さ6メートル)。1997年に広場がオープンした当時からの人気スポットで、物見やぐらやウッドデッキなどで構成された内部を上下に行き来して楽しめる。

 現在は柱や床にカビが生え、施設を囲む木柱の根元も腐食。周囲に緑色のプラスチックフェンスが立てられている。情報を寄せた男性は「涼しくなる今頃から屋外で遊ぶ子どもはもっと増えるだろう。早く直してほしい」と訴える。

 園内を歩くと他にも使用禁止の遊具があった。「恐竜の谷」エリアにあるローラー滑り台乗り場だ。木製の側壁が地面に落ち、「キケン注意」と印刷されたテープが張り巡らされていた。一部のあずまやも床や柱が腐食し、入り口に紅白のプラスチック棒を差して入れないようにしていた。

 公園を管理する県都市計画課によると、「騎兵隊のトリデ」を使用禁止にしたのは今年3月末。定期的に点検して補修を続けてきたが、経年劣化に伴い、部分的な補修では追いつかなくなった。現在は大規模な修繕に取り掛かるため、設計を進めている段階だという。担当者は「予算が認められれば、来年度には補修工事に着手したい」との見通しを示した。

 ローラー滑り台乗り場は6月末から使用を禁止している。側壁を修理する準備を進めており、年内に工事を終えるとしている。

 担当者は「定期点検で不具合を見つけ次第、対応している。ただ、遊具の規模によって単年度で修理できるものもあれば複数年度にわたるものもある。使用禁止中の遊具には近づかないでほしい」と注意を促している。

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