国道沿いに捨てられたごみを拾い集める「空き缶十字群」のメンバー=佐那河内村下

 佐那河内村で環境美化に取り組むボランティアグループ「空き缶十字群」が17日、100回目の清掃活動を行った。メンバーらは発足17年で迎えた節目に「村が誇る美しい自然を守るため、これからも活動を続けていく」と決意を新たにした。
 
 活動には村民20人が参加。午前8時半に村役場へ集合して3班に分かれ、国道438号沿いと県道小松島佐那河内線沿いの計約4キロの区間で1時間にわたり、ごみを拾い集めた。
 
 缶やペットボトル、弁当の食べかすが多く捨てられているほか、テレビやゴルフバッグといった大型ごみも。30リットルのごみ袋20個分を集め、ごみ集積所で丁寧に分別していった。
 
 発足当初から参加している森本ヒデミさん(78)=同村下=は「季節の移ろいを感じながら、ごみを拾い歩くと、すっきりした気持ちになれる」と笑顔で話した。
 
 グループは1998年12月、通行量が多い道路沿いに目立つごみを一掃して村の自然を守ろうと、住民と村職員の有志約30人で発足。県のロードアドプト事業に参加して2カ月に1回のペースで活動してきた。
 
 現在は40~80代の25人が所属。メンバーは高齢化しつつあるが、悪天候以外で活動を休んだことがない。代表の日下早苗さん(67)=同村上=は「メンバーの真心のおかげ。ごみの量は依然として少なくはないが、私たちの姿を見て捨てるのを思いとどまる人もいる。地道だけど絶やさずに頑張っていきたい」と話している。