四国放送は、県民が撮影した動画や写真を同社サイトに投稿できるシステム「JRTけんみんBOX」の運用を始めた。スマートフォンを使えば、事故や災害の現場からリアルタイムで映像を投稿できる。提供された動画や写真は各番組で活用する。
投稿できる動画の容量は、スマホやパソコンが30秒程度、従来の携帯電話が10秒以内を目安とし、写真も投稿できる。内容は交通事故、火事、季節の風物詩、見頃の花、街のイベントといったニュース性や話題性のあるもの。番組ごとに行うさまざまな募集もBOXに投稿する。
投稿には名前や連絡先、メールアドレスが必要で、採用する場合は、番組担当者が投稿者に連絡する。投稿は24時間受け付けている。
これまでの情報提供は視聴者がSDカードなどの記録媒体にデータを移し、四国放送に直接持ち込んだり郵送したりしていた。報道情報センターの田井肇さん(53)は「現場から投稿できるようになり、速報性や臨場感のある映像が期待できる」と積極的な利用を呼び掛けている。
投稿方法は四国放送ホームページ<http://www.jrt.co.jp/>