臨時会見でとくしまアラートの引き下げや感染者の詳細について説明する飯泉嘉門知事=26日午後、徳島県庁

 徳島県は26日午後6時、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を県民に促す「とくしまアラート」の警戒レベルを上から2番目の「感染拡大注意急増」から3番目の「感染拡大注意漸増」に1段階引き下げた。10月1日には、飲食店への営業時間短縮要請を全面解除する。利用を停止していた県民向けの観光キャンペーン「とくしま応援割」も再開する。部活動や修学旅行などへの制限は緩和した。

 時短要請については、アラートが「漸増」になれば解除するとしていたが、30日まで大阪、兵庫、香川などの近隣府県が緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象区域となっていることから人の流れの増加を懸念し、同日まで継続する。営業時間は感染対策に取り組む「ガイドライン実践店」に限り、午後9時(酒類提供は同8時)まで延長できる現行の運用を引き継ぐ。

 8月22日から利用を停止していた県内宿泊施設を利用した県民の宿泊料や日帰り旅行商品代金を助成する「みんなで!とくしま応援割」は、10月1日から割り引きの適用を開始する。期限は12月末まで。利用の受け付けは9月28日から再開する。

 部活動は、県内の学校との練習試合を解禁したほか、練習時間は平日2時間以内を2時間程度、休日3時間以内を3時間程度と改め、各学校の判断で若干の時間延長を容認する。修学旅行と遠足は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域以外であれば、実施を可能とした。

 26日時点でアラートの5指標7項目が病床使用率を除き、政府分科会が示すステージ3(感染急増)を下回ったため引き下げを決めた。