阿南市のコスモホールで始まった徳島県阿波踊り巡回公演「繋~TUNAGU~」=阿南市羽ノ浦町

徳島県阿波踊り巡回公演「繋~TUNAGU~」

徳島県阿波踊り巡回公演「繋~TUNAGU~」

 徳島県阿波踊り協会の巡回公演「繋(つなぐ)」(徳島新聞社、日本芸能実演家団体協議会など主催)が26日、阿南市羽ノ浦町のコスモホールを皮切りに始まった。新型コロナウイルス禍で活動が制限される中、阿波踊りを次代に伝えるため所属連の200人が華麗な舞台踊りを繰り広げた。

 2回の公演に市民ら計500人が来場した。2部制でステージの前半は四国大の書道グループ「悠縁(ゆうえん)」のパフォーマンスで幕開け。ぞめきのリズムに合わせ、力強い字で「伝承されてきたこの文化を未来へ紡ぐ」などと書いた。選抜連とうしお連、殿様連が順に出演し、フォーメーションを巧みに変化させながら勇壮な男踊りやしなやかな女踊りを披露した。

 後半は日和佐太鼓創作会の迫力ある演奏で始まり、新のんき連と八千代連が一糸乱れぬ踊りで会場を沸かせた。最後に登場した阿波扇は鳴り物の明るい音色に乗せ、赤と青の鮮やかな扇を回して観客を魅了した。

 米国やブラジルなど海外の阿波踊り連の連員が、「踊りで心を一つにしましょう」と県民に呼び掛けるメッセージ動画の紹介もあった。

 徳島市のパート職員高萩緑さん(33)は「照明や映像などの演出があり、新たな踊りの魅力を知った」と話した。

 今後は10月3日の美馬市など、来年1月まで県内4会場で開かれる。

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