エッセイ本のタイトルについてエピソードを明かしたハライチ・岩井勇気 (C)ORICON NewS inc.

 お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が27日、都内でエッセイ本『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)刊行記念囲み取材に出席した。

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 今作は、一昨年に刊行したエッセイ本『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)に続く第2弾。「小説新潮」「BookBang」の人気連載エッセイ22本と書き下ろし小説のほか、書き下ろしのエッセイも1本収録した、読み応えたっぷりの全24編に仕上がっている。

 エッセイ本のタイトルについて、前作は『僕は友達が少ない』、今作は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』と、ともにライトノベルから着想を得たようなものになっていることについて「1冊目については、新潮社さんが提案してくれたものの中にあって、ライトノベルみたいでいいなということで、僕はライトノベルしか読んでこなかったので、自分にもなじみのある感じのタイトルにしました。今回も、似ているという声をいただくんですが、まさにパクったんですよね」とニヤリ。「今回のタイトルも気に入ってますよ。あのアニメも好きですし。(ライトノベルの方は)『俺ガイル』ですが、こっちは『僕ガイル』と略してもらえたら」と声を弾ませた。

 前作について、直接献本などを行っておらず、番組内で紹介するなどといった仕事上での必要性がないにもかかわらず、読んで感想をもらった人がいたようで「島崎和歌子さんと磯野貴理子さんの2人でした」と感謝。「僕もね、このエッセイを第2弾出すみたいなワクワク感みたいなのが連載中はなかったのですが、その途中で島崎和歌子さんと一緒になった時に『(前作について)面白かったよ』と言ってくださって。磯野貴理子さんもおっしゃってくれたので、第2弾のエッセイは島崎和歌子さんと磯野貴理子さんに捧げるエッセイにしたいなと思うようになりました」と笑顔を浮かべた。

 「前作が累計10万部の大ヒットとなりましたが?」と向けられた岩井は「1冊目は、最初に書いたエッセイと最後の方に書いたものの力量が違うようなところがあったので、2冊目が本当のスタートというか、2冊目が1冊目っていうか(笑)。だから、1冊目が素振りで2冊目が本試合だとすると、素振りで10万部いっちゃったなというのがありますね」と笑わせた。

 生活ぶりの変化については「2年かけて書いて10万部にしては実入りが少ないなと(笑)。これ、作家の方どうしているんだろうなと思いましたね。リアルに計算して、ギリ50万部あれば2年いけるなっていう感じだったので、10万部の印税だと、ぜいたくしなくても2年生活していけない。特に出版社と事務所が間に入ると…」と印税事情を告白。「10万部も売れてって、ちょっと疎まれる感じを差し引くとマイナスかもしれないですね(苦笑)。その辺りの出版社への思いもエッセイのまえがきにしたためましたので、ぜひ読んでいただきたいです」と呼びかけた。

 「文章を書くことの楽しさ」にまつわる質問では「自分の記憶がもったないから記憶しているような感じですね」と淡々と答えながらも「ルールでいうと、さも『私、ハライチ岩井勇気です』みたいな自意識満載で書かないようにしています。メディアに出る時もそれは同じです。あとは、漫才のリズムで文章を書いていますね。例えば、この本の番宣で僕が番組とかラジオとかに出る時に、MCの方やパーソナリティーの人が読んでくれるじゃないですか。その人に面倒くさい本を読んでもらいたくないなと。スムーズに読んでいただきたいなというのはあります」と打ち明けていた。


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